マインドマップを描けるようになったからといって

わかっているつもりシリーズに続いて、特に自分が意識して受講生のみなさんにお伝えしていることの一つが、

マインドマップを描けるようになったからといって
 記憶力アップ
 整理力アップ
 想像力アップ
にイコール繋がるとは限らない
という話です。

しかしながら、マインドマップのようなツール・施術・方法の魅力を語るとき、ついついそう言ったメリットばかり強調してしまう傾向があります。

そのことによって、情報発信者がたとえ意図していなくても、そのメリットを好意に受け取った人は「すぐにそうなれる」という思い込みを持つ可能性が高くなってしまいます。


ツールは特性を活かせたとき発揮できるもの

いつもお伝えさせていただいていることではありますが、マインドマップは扱う人の現状に合わせて変幻自在に使い分けることができるツールです。

しかしながら、どんなときにでもどんな人にもすぐに扱える万能なツールではないのです。

それは、他のツールにも通じることではないでしょうか?

そのことを気づかずに、または気づいてはいるけれどあえて無視をして、「良いツールだから」という理由でどんなときでも使い続けるとどうなるでしょうか?

ぼくはその状態を箸を使って水を飲もうとするのと同様のイメージがあります。

この状態の特徴は、あるツールや方法を物事に対して何でも使うこと前提で判断しようとしたり、見極めようとしたりする傾向があります。

そうなると、仮にそもそもその前提のものが不適格だったとしても押し通してしまう。
と、どうなるかというと、そのツールや方法を使う相手にとって現在必要ではないアプローチをしてしまう可能性が出てきてしまいます。

たとえば、自分の可能性が秘められている潜在意識を引き出すとか都合の良いことを言っていたとしても、潜在意識=(自分にとって)良いこととは必ずしも限らないし、今の自分には必要でないものを問題として取り上げられてしまって、余計に手に負えない状況を作ってしまうことも十分あります。

なので、ぼくがマインドマップをお伝えするときは
「ブランチがどうしても伸びないときには無理やり伸ばす必要はないですよ」
とアドバイスさせていただきます。

しかし、
「どうしてもその描いた1枚で何か分かりたい、答えを見つけ出したい!!」
と思っていると、

逆に頭で考えた(=一般常識、誰かの思惑に影響された)キーワードしか出てこなくって、余計に混乱してしまい、マインドマップを描くことを諦めてしまった方をこれまで何人も見かけています。


マインドマップを用いることによる効能を最大限得るためには?

結論として、マインドマップを用いることによる効能を最大限得るためには、自分自身の現状や用途も合わせて使い続けてみること。

そのとき、ただ使い続けるのではなくて、自分にとって使い続けたくなる工夫をすることです。


たとえば、これまでお伝えさせていただいた受講生の方でも全く異なるアプローチで使い続けていく工夫をされているお二人がいます。

一方の方は、独りでマインドマップを描くのはつまらないから、みんなで描くときだけマップを描くと決めて、それ以外は出かけるときにノートは必ず持参して友人・知人・受講生の方に、自分が描いたマップを繰り返しシェアし続けています。

もう一方の方は、毎日ではないにしても比較的に描く方で、その描く前には必ずこれまで描いたマップを見返してから描くようにしているようです。

お二人に共通しているのは、見返しているからこそ、やり続けているからこそ生まれてくる疑問が出てきて、講座が終わってからも質問やアドバイスを求めるという点です。

あと、最も素晴らしいと思うのが、ぼくが質問やアドバイスをしたことを実行してどうだったかということをすぐに報告してくださることです。

そういった質問やアドバイス、オススメしてくれたことなどを実行する方も多くはないですが、さらに実行してみてどうだったかということまでする方はほんと極少数です。

ぼくならそういったお互い投げたボールが続けることのできるような方を全力でサポートしたいですし、これからもそうしていくつもりでいます^-^

マインドマップを描けるようになったからといって