先日のマインドマップを描けるようになったからといってという記事の補足です。

わかっているつもりシリーズに続いて、特に自分が意識して受講生のみなさんにお伝えしていることの一つが、

マインドマップを描けるようになったからといって
 記憶力アップ
 整理力アップ
 想像力アップ
にイコール繋がるとは限らない
という話です。

しかしながら、マインドマップのようなツール・施術・方法の魅力を語るとき、ついついそう言ったメリットばかり強調してしまう傾向があります。

そのことによって、情報発信者がたとえ意図していなくても、そのメリットを好意に受け取った人は「すぐにそうなれる」という思い込みを持つ可能性が高くなってしまいます。

上記が前回の記事の内容の一部になりますが、ものによっては「すぐにそうなれる」ものも存在しています。

それは、記憶術だったり、筆文字だったりして、実際には数多く存在しているのですが、それらはその習った場では確かにすぐにそうなれたとしても、それを続けない限りは自分のものとして定着することは難しいと思います。

ぼく自身も以前記憶術を習ったことがあり、その場は確かに覚えていれる単語の数はアップしたのですが、しばらく空けると元通りといっても過言ではない状態になってしまっていました


ところで、記憶術は記憶力をアップさせる方法ですが、ぼくは覚えていれる単語・出来事の数や量がアップする=記憶力アップとは考えてはいません。
確かに単語や出来事を覚える力も記憶力かもしれませんが、それは記憶力の一部であって全体ではないからです

記憶力インプットしたことをアウトプットする力だとぼく自身は定義しているので、覚えた=自分にとって活用できるとは必ずしも限らないのです

だから、仮に物を覚える力をアップさせることだけを目的にしてしまうと、覚えたところで結局それを活用する場面を自分でつくらない限りは活かすことはできないので、活かせないままで終わってしまう可能性が高くなってしまうのです。

こういった経験をこれまで何度も自分自身でしてきたからこそ、この手の話にはすごく敏感になっているせいか、ぼくの二の舞を踏んでしまっている人を感じるようになりました。

とはいえ、ぼく自身もまだまだ活かしている最中なのでそういった方を見かける度に

自分は活かせているのか?

なぜ自分は活かしたいと思ったのか?

活かしてどうしていきたいのか?

そういったことを自分自身に問いかける絶好の機会をたくさんの方々からいただいています。