はじまりのまち

作詞:岡井 尚之

わたしは変わるんだ そう決めた
夢を実現するための一歩を 踏み出すんだ
目指す場所はわかっている
そこはすべてのキッカケがある
そう言われている
その名も はじまりのまち

このまちに独りでいると
2つの相反する感情に 強く支配される

すべてがそろう!
ここに来れば 夢の実現に近付けるんだ
そう思うと ワクワクした
その一方
いつまで経っても 変わっていないわたし
何も変わっていないことに 不安になる

同じ日にまちに入った人が
今日も意気揚々とまちを出発していく
焦った 嫉妬した 弱気になっていった
才能もない 人脈もない 知識もない
ないない尽くしの私に
一体何ができるの?

わたしは変われるの? 大丈夫?
夢が遠ざかっていく 足音をたてて
目指した場所にいるはずなのに
そこはすべてのキッカケがある
そう言われているのに
その名も はじまりのまち


「もうあきらめようかな」 そうつぶやいたとき
このまちに来たキッカケを 思い出してきた

私はそもそも
何が欲しいの?あるの?
不安って 悪ものなの?
変わる必要ってあるの?
私は私にしかできない何かをするんだ
そう決めたんじゃないの?

私ではない誰かに変わって
一体どうするつもりだったの?
私のことがわからない
それって実はラッキーじゃない!
だって これからまだまだ
わかっていける楽しみが あるんだから!
わかっていない私だからこそ
自由に思い描ける今があるんじゃないの?

わたしはわたしでいる そう決めた
夢はわたしが思い描くもの 感じたままに
目指した場所がわかってきた
そこはすべてのキッカケがある
そう言われている
その名も はじまりのまち


だからダメとか 何かがないとか
条件付きのあれこれは 一旦置いておこう

わたしの思い描いたキッカケは
他のどこかには ないんだよね
キッカケは待つんじゃなくて
すでにあるんだから
それが はじまりのまち

ここから すべてがはじまっていく
創られていくんだ
私が選んだ 一本の道が 今も続いている


2016.6.3
自宅